AIXオンラインセミナー「AIで小説を書こう!」開催のお知らせ

(8/16追記)お申込を締切りました。多くの皆様の参加申込みを賜わりありがとうございます。
 なお、お申込された方には事前準備等について、8月17日以降にメールにてご連絡を差し上げる予定です。ご確認いただけますようお願いいたします。

電気通信大学人工知能先端研究センターでは「AIXセミナー『AIを使って小説を書こう!』」を主催いたします。
このセミナーを通して、第8回 日経 星新一賞への投稿を目指していただくとともに、人工知能(AI)が人間に置き換わる将来ではなく、人工知能が人間の持つ創造性をより高めるというAIとの未来的な関係を感じていただけることを期待いたしております。

2日間のセミナーは、人工知能研究者による講演や、作家との対談企画といった特別講演と実際に人工知能などを使って小説を書く実習部分で構成されています。
実習部分では、特別講演の内容をもとに各自で小説の執筆に取り組み、AI研究者を含むスタッフがそれをサポートするという形になります。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

※なお、本セミナーは単に参加していれば小説が完成するという性質のセミナーではありません。参加者自身が実習時間外も含め、主体的にAIのプログラミングや小説執筆に取り組む必要がありますのでご注意ください。

開催概要

  • 日程:2020年8月23日(日),8月24日(月)
  • 事前申込締切:2020年8月16日(日)17時(※定員に達した場合は期日前でも申込を締め切ります。)
  • 対象:18歳以上
  • 定員:300名(先着順)
  • 参加費:無料
  • 開催方式:オンライン(お申し込みいただいた方に、後日、zoomのURLをお送りいたします)
  • 主催:電気通信大学人工知能先端研究センター
  • 協賛:「星新一賞」実行委員会

参加必須スキル

  • 自力でプログラミングの環境構築ができること.
  • CUIによるLinuxの操作ができること.
  • プログラミングに関する基礎知識 (for文などの制御構文,クラスやメソッド,およびリスト,連想配列などの基礎的なデータ構造の理解)

参加申込者向けのお知らせ

  • 申込後に、実習使用データについてお知らせをしております。メールがご確認できない場合は<seminar@aix.uec.ac.jp>までご連絡をお願いいたします。

スケジュール

< 8月23日(日) >

13時00分~14時00分(60分)
特別講演「AIによる創造性の研究を目指して」/松原 仁(東京大学大学院 情報理工学系研究科 次世代知能科学研究センター教授)

14時15分~16時15分(120分)
実習「30年後の未来をイメージした絵や写真をAIに取り込んで小説を書いてみよう」/稲葉通将(電気通信大学 人工知能先端研究センター准教授)

< 8月24日(月)

13時00分~14時00分(60分)
特別対談「小説を書くとき,どんなAIだったら使ってみたいですか?」/石田衣良(作家)、坂本真樹(電気通信大学 副学長)

14時15分~16時15分(120分)
実習「AI同士を対話させて小説を書いてみよう」/稲葉通将(電気通信大学 人工知能先端研究センター准教授)

講師紹介

松原 仁(東京大学大学院 情報理工学系研究科 次世代知能科学研究センター教授)

1959年2月6日東京生まれ。1981年東大理学部情報科学科卒業。1986年同大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。2000年公立はこだて未来大学教授。2016年公立はこだて未来大学副理事長。2020年東京大学大学院教授。人工知能、ゲーム情報学、観光情報学などに興味を持つ。
著書に「コンピュータ将棋の進歩」、「鉄腕アトムは実現か」、「先を読む頭脳」、「観光情報学入門」、「AIに心は宿るのか」など。
前人工知能学会会長、前情報処理学会理事、観光情報学会理事。株式会社未来シェア取締役会長。


石田 衣良 (作家)

1960年、東京生まれ。 84年に成蹊大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。 97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。 2003年「4TEEN フォーティーン」で直木賞を受賞。 06年「眠れぬ真珠」で島清恋愛文学賞、 13年「北斗、ある殺人者の回心」で中央公論文芸賞を受賞。 『アキハバラ@DEEP』『美丘』など著書多数。


坂本 真樹(電気通信大学 副学長)

1998 年東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了(博士(学術))。1998 年東京大学助手、2000年電気通信大学講師、准教授を経て、2015年より同大大学院情報理工学研究科及び人工知能先端研究センター教授。2020年より同大副学長。人工知能学会理事,認知科学会役員など歴任。感性AI株式会社取締役COO。一般社団法人スマートシティ・インスティテュートエグゼクティブアドバイザー。アイドルが描いた絵からAIで生成した歌詞をアイドルに提供したり、テレビや雑誌の企画で多数の作詞や記事の生成を行い話題になった。著書「坂本真樹先生が教える人工知能がほぼほぼわかる本」(オーム社)は2020年4月採用の学校図書国語の教科書にも転載されている。オスカープロモーション所属(業務提携)で「子ども科学電話相談(AI・ロボット担当)」(NHKラジオ)、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ) などメディア出演多数。


稲葉 通将(電気通信大学 人工知能先端研究センター准教授)

2012年 名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了、同年広島市立大学大学院情報科学研究科助教、2019年 電気通信大学人工知能先端研究センター准教授。対話システム、対話処理に関する研究に従事.(博士(情報科学))。
著書に「人狼知能: だます・見破る・説得する人工知能」「Pythonでつくる対話システム」。電子情報通信学会,情報処理学会,人工知能学会, ACL各会員。


問い合わせ

電気通信大学人工知能先端研究センター(セミナー担当)
seminar@aix.uec.ac.jp