コンセプトモデルプロジェクト
AI妖怪
さまざまなコンテンツになって親しまれている日本特有の「妖怪」.英訳としての「妖精」や「ゴースト」は明らかに違う独特の空気感があります.『人間の理解を超える奇怪で異常な現象や,それらを起こす不可思議な力を持つ,非日常的・非科学的な存在』 〜人間社会に寄り添い,個性を持ち,会話し,いたずらもする〜
妖怪を実現するには,日常生活空間をアンビエント情報基盤化し,その空間にて生活を営む人々を見守り,その行動を予測して適切なインタラクションを実行できる人工知能が必要です.「阿吽の呼吸」や「場の空気を読む」といった人ならではの対話能力や身体性も必要になります.
『汎用AIを実現するためのエッセンスが十分に含まれています』
* 前田英作,南泰浩 ,堂坂浩二,「妖精・妖怪の復権 ~新しい「環境知能」像の提案~」,情報処理学会創立45周年記念論文,Vol. 47, No. 6, 2006. にて提案された環境知能を具現化するための様々な基盤技術であるDeep Learning,VR,AR,ロボティクス等が容易に利用できるようになりました.