人工知能先端研究センターは、国立大学法人電気通信大学が設置する国立大学初の人工知能研究拠点です.2016年は,国内における人工知能研究に関する学会である人工知能学会創立30周年の記念すべき年であり,同時に,初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という言葉が使われた,ダートマスにて開催された研究会が開催されてから丁度60年目でもあります.このような記念すべき節目の年に本センターを設立します.
基本理念
AI for X
「人工知能を探求し連鎖させ爆発的に社会を発展させる」
研究マップ
「AI for X」が本研究センターのAI研究に対する基本理念です.これに対して,「科学のためのAI (AI for Science)」「デザインのためのAI (AI for Design)」「サービスのためのAI (AI for Service)」の3つの軸を掲げ,それらの共通の基盤が「汎用人工知能(汎用AI)」です.Deep Learningを始めとする加速するAI研究のこれからの重要課題の一つに「汎用型AIの開発」があります.国内の各AI研究拠点においても,汎用AIをテーマとする拠点はあるものの,これを主軸とする拠点は存在せず,本学には汎用AI実現に必須な研究者が潤沢に在籍していることから,本学に汎用AI研究開発を主軸する研究拠点を設置致しました.
事業マップ
本研究センター では、これからの社会インフラを支える『人と共生して対応できる極めて汎用性の高い人工知能システム』の実現を目指して,人工知能やロボティクス,脳神経科学,計算機科学,サービスサイエンス等の分野融合による,汎用AI実現を主眼とする,新たな人工知能研究を推進することが目的です.
本学倫理規定